買収に1000万円も使ったのに落選!・・・その場で気絶する候補者、中国「腐敗選挙」の実態明らかに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000217-scn-cn
湖南省衡陽市で発生した「腐敗選挙」の実態が徐々に明らかになってきた。
“満を持して”選挙に臨んだにもかかわらず落選の悲報に接し「60万元(約1008万円)も使ったのに!」と、その場で気絶した候補者もいたという。中国新聞社などが報じた。
中国は、市人民代表大会(市議会)が1つ上級の行政単位である省人民大会の代表(省議会議員)を選出する、「多段階間接選挙」と呼ばれる制度を実施している。党員であることは議員になるための必要条件ではないが、実際には共産党員が多い。
2012年12月28日から13年1月3日まで開催された湖南省衡陽市人民代表大会は、上級の湖南省人民代表大会の代表(議員)を選出したが、当選者のうち56人が金品で票を買っていたことが明らかになった。
中国の人民代表大会議員は、兼務であることが一般的だ。56人の57.1%に相当する32人は共産党員または公務員だった。金品をうけとった市代表大会議員は518人で、73.9%に相当する383人が共産党員または公務員だった。金品を受け取った代表大会関連従事者は76人で、60.5%に相当する46人が共産党員または公務員だった。
同市の最高権力者である共産党委員会の童名謙書記は、選挙開始の直前に、「買収行為は厳粛に、厳重に、快速に処理する。少しでも発覚するたびに、調査する」と述べ、公正な選挙を実現すると公言していた。
しかし実際には、複数の市代表大会議員が童書記に対して不正が行われている事実を報告したにも関わらず、童書記はなにもしなかった。「取り締まりはない」とみた市代表大会議員らが、買収工作をエスカレートさせていったとみられている。
同選挙では、「珍現象」も発生した。買収用に総額60万元を使った候補者のひとりが、落選という結果が判明したとたん、その場で気絶したという。
それだけの衝撃を受けたことからは、結果判明までは「絶対に大丈夫」と信じこんでいたものと考えられる。投票者の数はかぎられており、「あなたに投票する」と約束した人を事前に数えていれば、「票読みに失敗した」とは考えにくい。
「取れるはずの票を取れなかった」という事態だったとすれば、「カネをもらったからには、投票する」という、不正を行うにしても「最低の仁義」すら失われ「多く支払った方に投票」という現象が発生していた可能性がある。
議員選出終了後、「度をこした腐敗選挙」であることが広く知られるようになり、童書記に対しては調査すべきという求めが相次いだ。しかし童書記は「カネを受け取ったのに落選した場合には、カネを返却するように」などと、的外れの指示をしていたという。
省関係者によると、童書記は、もめごとを嫌う性格だ。さらに、2013年には栄転させるとの話があり、本人もそれを知っていたのだろうという。市人民代表大会で不祥事が発生すると、栄転の話が取り消しになると恐れて、腐敗選挙の実態解明と処罰に乗り出さなかった可能性がある。
いや~、おもしろい話ですねw
クズっぷりがすばらしい!
一人コントしてるみたいw
もっとバラまけば当選したかもね。
ま、金だけもらって投票しなかった人が多数いたってことでしょうか?
上には上がいるものですねw
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買収に1000万円も使ったのに落選!・・・その場で気絶!!
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